毛替えについて

◎毛替の時期(季節)と回数について

毛替は、梅雨を迎える6月辺りと乾燥の時期を迎える10月辺りに年2回行うのがお勧めです。

日本は季節によって湿度の変化が激しいですから、時期によって職人さんが張る毛の長さを調整しているからです。

練習量によってはそれより頻繁に毛替が必要な場合もありますし、発表会前など、できるだけ良い音で演奏したい場合、普段のメンテナンスに加えて本番の1週間~10日前に毛替と弦の交換をするのが良いでしょう。

毛替には時間がかかりますので、事前にお店にお電話をして、当日中に仕上がるのか預けることになるのかなどを確認する必要があります。

毛のランクもいろいろ分けていると思いますが、個人的には職人さんの腕が良ければ最低ランクのものでも十分と感じています。

 

◎教室の近辺にある工房や楽器店を紹介します。

首都圏へ足を伸ばせば数多くのお店がありますが、何かあったときすぐに見てもらえるかかりつけ医のような存在は近所に必要だと思います。

個人経営の工房はすぐに職人さんが見てくれるので仕上がりが早く、作業してくださる方のお顔が見えるので安心です。

大手楽器店だと、楽器を預けて数日~1週間程度かかるところもありますので、注意が必要です。

ご連絡いただければおすすめの工房をご紹介いたします。