弦の交換方法

基本ルールとして、全体の音のバランスが狂わないように、4本同時に弦の交換を行うことを覚えておいてください。

そして、E線は消耗が早いので(汗が付くとすぐに錆び、音色も衰えやすい)まめに一本だけ交換する必要があります。

また、1本だけ弦が切れてしまったときには、使い古したものを取っておいて使用すると便利です。

 

弦の交換の方法はいつでもご説明&ヘルプいたしますので、レッスンの時にお気軽にお声おかけください。

使っているブランドや演奏頻度にもよりますが、G,D,A線は3~4ヶ月に一度、E線のみ1~2ヶ月に一度交換するのが良いでしょう。

いつでもスペアの新しい弦を1セットと、使い古した弦を1セット用意しておくことをおすすめします。

交換した日付を記録しておくと、次にいつメンテナンスが必要かの目安になります。

 

ネットサーフィンしていると弦や松脂などを安く売っているショップが見つかるとおもいます。

急いでいるときはヤマハや山野楽器などで買うこともあると思いますが、値段のつけかたが全然違うので、是非ネットショップを利用してください。

 

 

分数ヴァイオリンをご使用の方は、それぞれのサイズに合った弦を購入しなければいけませんから、オンラインショッピングでは特に表記にご注意ください。

 

また、どんな弦が自分の楽器と相性が良いのか知るには、いろいろ試すのが一番です。

フルサイズの場合、G,D,Aを同じブランドで揃えて、Eだけ別のブランドを選ぶのが主流です。

Eにはボールエンド、ループエンドの2種類がありますが、自分の楽器を見て判断してください(ご不明な方はそれぞれご説明します)。

新作の弦もどんどん開発されますので、チェックしていると面白いです。

G,D,AとEとの組み合わせ方でも鳴り方に差が出ます。

 

最後に、私のお気に入りの弦をいくつか挙げます。

私の楽器に合う弦のみを記載しているので、皆さんのお手持ちの楽器ではまた違って来ると思いますが、ご参考までに。

 

 

【G,D,A】

Dominant

Thomastik-Infeld社

 

Vision Titanium Solo

Thomastik-Infeld社

 

Evah Pirazzi[Mittel]

Pirastro社

 

【E】

Goldbrokat 0.26

Lenzner社

 

GoldenSpiral Solo

D'addario社

 

Oliv

Pirastro社

 

Gold

Pirastro社

 

Hill

Hidersine社